世界一周2回目後半 no.43 – ホーチミン市の宿と街中雑感【2026年4月9-12日】

ベトナム
バイクと自動車に溢れるホーミン市の夕刻

ロケーション抜群のサイゴン・プリンス・ホテル

朝のサイゴン駅でのんびりと時間を過ごした後、Grabでホテルに向かいました。ホーチミン市で予約した宿はサイゴン・プリンス・ホテル(Saigon Prince Hotel)です。ここに三泊しました。ホーチミン市1区の中心部、グエンフエ通り(Nguyễn Huệ Boulevard)沿いにあり、抜群のロケーションです。

サイゴン・プリンス・ホテルの外観。

部屋の写真は撮るのを忘れましたが、そこそこ高級なホテルのごく標準的な広さと造りでした。値段を考えれば不満はありません。下の写真は部屋からの眺めです。写真下中央のグエンフエ通りがサイゴン川に突き当たる景色が見えています。サイゴン川を挟んだ対岸は、トゥーティエム(Thủ Thiêm)地区と呼ばれ、いわばホーチミン市の新都心です。

予約はもちろん朝食付きで取りました。マリオットのような高級感にはやや欠けますが、それでも内容十分の朝食です。生野菜が提供されていることも私にとっては高ポイントです。不満は全くありません。

朝食の会場。雰囲気も悪くありません。
結局どこのホテルでも朝食はワンパターンですね。生野菜にオムレツ、オレンジジュースが基本です。

施設も良好

私にとって朝食の内容とともに重要なポイントはトレーニングルームの充実度です。ローカルの中級以下のホテルでは、そもそもトレーニングルームがありません。そのため、まずはあることが前提となります。

サイゴン・プリンス・ホテルはローカルのホテルのですが中では高級の部類に入るでしょう。トレーニングルームもありました。筋トレ用のマシンは少なかったのですが、ランニングマシンの充実度はそこそこ。私にとっては合格点です。

サイゴン・プリンス・ホテルのトレーニングルーム。合格点をあげられます。

プールも一応あります。小さいながらも泳ぐことが前提のプールのようで、デッキチェアに寝そべって寛ぐ雰囲気はありません。低層階にあり、回りは壁で囲まれ、視界も開けていません。利用者も少なそうです(私も利用しませんでした)。維持費が大変そうですが、「高級」ホテルとしてプールの存在は重要ということで装備している、そんな感じです(私の感想です)。

ラグジュアリー感はイマイチですが、一応プールもありました。

グエンフエ通り

グエンフエ通りは、ホーチミン市中心部を東西に走る代表的な大通りで、北西側のホーチミン市人民委員会庁舎(Ho Chi Minh City People’s Committee Building)からサイゴン川沿いのバクダン埠頭(Bạch Đằng Wharf)まで約600~700mにわたって延びています。周囲には高層ビルやホテル、レストラン、商業施設が並び、通りの真ん中は歩行者天国となっています。市民や観光客で賑わうホーチミン市の中心的な観光スポットといえます。

グエンフエ通り通り真ん中から北西方向を望めばホーチミン市人民委員会庁舎が見えます。
逆に南東方向を望めばバクダン埠頭が見えています。

グエンフエ通り通り真ん中の歩行者天国を夜歩いてみました。通りの両側に建つビルを飾る広告パネルの光が眩しく、また音楽をかき鳴らす人々もいて、お祭りのような賑やかさでした。ベトナム戦争のから50年余、あの時にこのような光景を想像した人はいなかったと思います。

夜のグエンフエ通り。お祭りのような賑やかさです。

フランスの遺産

グエンフエ通りの北西端にあるホーチミン市人民委員会庁舎は、フランス統治時代の1898年に着工、1909年に完成した建物で、当時はサイゴン市庁舎(Hôtel de Ville)として使われました。時計塔を中心に、柱や彫刻、アーチなどを多用した華麗なフランス植民地様式の建築で、ホーチミン市を代表する歴史的建築物の一つとなっています。

かつてのサイゴン市庁舎、今はホーチミン市人民委員会庁舎として使われています。フランス統治時代に完成した、フランス植民地様式の華麗な建物です。

フランスを彷彿とさせる建築の代表は、サイゴン大教会(サイゴン・ノートルダム大聖堂)、正式にはサイゴン聖母マリア大聖堂(Notre-Dame Cathedral Basilica of Saigon)かもしれません。1880年のフランス統治時代に完工しました。世界に多くある同名の大聖堂と同様、二つの尖塔が特徴となっています。私が訪れた際は大規模な修復工事が行われており、その美しい姿を見るこてゃ叶いませんでした。

大規模な修復工事が行われていたサイゴン大教会。

靴磨きとの押し問答

グエンフエ通りの歩行者天国でスマホをチェックしていた時のことです。靴磨きセットを持った成人男性が勝手に私の靴を磨き始めました。もちろん頼んでいないので、やめて欲しい旨、またお金を払う気がない旨を英語で伝えました。彼はやめる気配を見せず、結局両端の靴を知れなりに磨いてしまいました。

磨く彼を無視し、移動すればよかったのですが、そこまでする気も起きませんでした。磨くにまかせつつ、私はスマホを見続けました。同時に、頼んでいない、金は払わない、こう言い続けました。が、磨き終わったところで若干は払ってもいいかという気になり、財布を取り出しました。

もちろん相場は知りません。そもそも払わないと言っていたのだからVND20,000(約120円)で十分かと考え、渡そうとすると、なんとVND200,000(約1,200円)を寄こせと言うのです。カチンときた私は、ならば払わないと宣言し、5分ほど押し問答する羽目になりました。最後に私が、払わないし警察に行こうと言い捨てると、彼は最初のVND20,000を受け取り、去っていきました。

その時のイメージを基に、AIが作成した画像です。雰囲気はこんな感じでした。
AIにより作成

教訓としては、一瞬でも気を許してはいけないということです。また、場所がグエンフエ通りという人目の多い場所で、昼間の出来事だったことも私に幸いしました(だから気が緩んだという気もしますが)。いい経験になりましたが、愉快な経験ではありませんでした。

交通事情に見る東アジア人的感性

ホーチミン市街の交通状況は良くもなく、悪くもないといったところでしょうか。インドとは明らかに違うのです。本投稿記事のトップ写真のように街中はバイクと自動車に溢れています。交通渋滞もあります。でも、無秩序ではありません。車線は守られていますし、歩行者の道路横断に身の危険を感じることもありません。

下の写真のようにバイクの三人乗りもそれなりに見かけます。でも、節度があるように感じます。思うに、ベトナムの人々の交通ルールに対する順法意識は高いのでしょう。鉄道の利用の際にも思ったのですが、秩序の維持に対する東アジア人的な感性の存在を感じました。

バイクの三人乗り。頻繁ではないものの、それなりに見かけます。

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