ペリト・モレノ氷河見学ツアー購入
エル・カラファテ(El Calafate)滞在の最大の目的はペリト・モレノ氷河(Perito Moreno Glacier)の見学です。エル・カラファテからペリト・モレノ氷河までは相当に距離があり、一般的には氷河ツアーに参加して見学をすることになります。私もそうしました。Webにて現地催行ツアーを探します。結局こうしたツアー購入のwebプラットフォームからツアーを選びました。今回利用したプラットフォームはViator(ビアター)です。
モレノ氷河見学ツアーをいくつかチェックしているとツアーによって価格に大きな開きがあります。クルーズ船による見学が付いているものとそうでないものとの差のようです。種々調べた結果クルーズ船による見学は外せないとの結論に至り、それを含む高めのツアーを予約しました。
価格は約240,000ARSでした。日本円で約25,000円、結構お高いとは思いましたが、まあ仕方ありません。後刻ツアーを実際に催行する会社から諸事の連絡が入りました。泊まっている宿でのピックアップの時間であるとか、必要な所持品とかに関することです。そうした中に、国立公園の入場券は各自購入とあり、事前の購入を強く勧める旨の記載があります。
例によってAIのお世話になり調べると、ロス・グラシアレス国立公園(Parque Nacional Los Glaciares)の入場に外国人は45,000ARSの入場券が必要とのこと、ペリト・モレノ氷河はこの国立公園内に位置しています。ちょっとお高い、強くそう感じましたが、指示に従いwebにて購入しておきます。入場券は絶対に必要だったので、結果的に事前購入は正解でした。
国立公園の入場券はこの後、エル・チャルテン(El Chalten)でのトレッキングでも購入する必要がでてきます。これらの現状や私の対応は別途に投稿記事にしましたので、ご参照ください。
ツアー開始、氷河に向かいます
定刻にガイドが宿までピックアップに来てくれます。そこでミニバスに乗り込みます。このバスで行くかと思いきや、エル・カラファテ郊外で大型バスが待っていました。大型バスに乗り換えて、いざペリト・モレノ氷河に向けて出発です。
バスの中ではガイドが色々と説明してくれます。まずスペイン語、次いで英語です。スペイン語は聞く気がないのでボーとしています。気が付くと英語に変わっており、集中していないので聞き漏らす。こんなことの繰り返しで疲れました(集中して聞かないと英語を聞き取れません)。

ロス・グラシアレス国立公園の入口付近でバスは停車します。ここに検問所(?)らしきものがあり、ツアー客は入場券をチェックされます。事前購入していなかった参加者はガイドに連れられ、入場券の購入に向かいます。

クルーズ船に乗船
氷河の真ん前やや手前にクルーズ船の乗り場があります。バスはここで一旦停車し、クルーズ船に乗る組とそうでない組に分かれます。私はクルーズ船乗船組なので乗り込みを待つ列に並びます。それ以外の参加者は先に氷河の真ん前の陸地まで移動するようでした。

さあ乗船です。内部は広く、席には十分余裕がります。とはいってもセコい私は何とか窓際や前方のいい席に座ろうと頑張ります。ただ、着席が求められたのは出航と帰着の時だけ、それ以外はデッキで過ごすことが可能でした。結局氷河を目にして殆どの乗客はデッキに出ます。私もそうでした。席の位置は見学にはあまり関係がなかったわけです(天気が悪くデッキに出られない場合は別だと思いますが)。

凄い迫力の氷河最前線
クルーズ船は氷河にかなり近づいてくれます。その間、デッキに出ずっぱりです。天気は快晴、風は吹いたり止んだり、肌寒い感じです。コンディションにはかなり恵まれたようです。ラッキーでした。
氷河末端がそこから流れ出る水で作られた巨大な湖の縁に接しています。その間近までクルーズ船が近づき、雪と氷の造形物を見せてくれます。時折氷河末端が崩落し、轟音を響かせます。見るもの、聴く音全てに圧倒され、強烈な印象を心に残します。来て良かった。クルーズ船付のツアーにして良かった。本当にそう思いました。

ペリト・モレノ氷河は、かつては成長と後退のバランスが取れ安定した状態とされてきましたが、近年では急速に後退が進んでいます。2019年以降、一部地域で800m以上後退し、特に末端部では近年薄化率が飛躍的に増大しています(AIによればです)。実際、船上のガイドも同様のことを語っていました。いつまでこの景色を見ることができるのだろうか、そんなことを強く感じます。


氷河対岸トレッキング
クルーズでの見学を終えた私たちは再度バスに乗り、ペリト・モレノ氷河に最も近い対岸地点に移動しました。そこで2時間半の自由時間となります。その場所を起点に氷河見学のトレッキングコースがいくつか整備されており、そこを歩いてもよし、飲食施設でのんびりもよしとのことです。
私はもちろん折角の機会、よく整備されたトレッキングコースを楽しむことにします。ガイドに聞くと黄色と青色のコースがお勧めだよとのこと、時間の許す範囲でそれらのコースを回りました(コースは分かりやすく色分けされています)。コースは相応に長く、全てを回れば4~5時間はかかりそうです。またとてもよく整備されており、トレッキングコースというよりは遊歩道です。


トレッキングコースからの展望
ガイドの勧めに従い、まずは黄色コースを歩き、そこから青色コースに入ります。氷河対岸から氷河に向かって右側の方向に歩いたわけです。クルーズ船での見学は向かって左側が中心でしたので、船上からは見られなかった氷河の姿を見ることができました。
もう一つ、船上からの見学との大きな違いは見る位置の高さです。当然ですが船上からは氷河を見上げる視点が中心です。近くに寄れば寄る程そうなります。トレッキングコースからは氷河を見下ろす視点となります。迫力を感じるには断然この視点からです。氷河の概観や後背の山々までを含んだ大きさを捉えるには、むしろこちらの上からの視点の方が分かり易かったです。まあ、両方の視点はそれぞれ良かったということですね。

下の写真左側の岸から氷河上流に向かって径らしきものが続いています。氷河上に出るにはこの径を行くとのことでした(氷河上を歩くツアーもありました)。面白いのは湖面の色が氷河の右と左で違うことです。流れ出る氷以外の成分の影響かなと思いました。

モレノ氷河までの道中の景色
エル・カラファテからペリト・モレノ氷河まではバスで約1時間強かかります。その間の景色もまた素晴らしく、何回もシャッターを切りました。下の写真はそんな中の一枚です。大きく広がる湖は氷河から流れ出る水を源にしています。空の青と湖の碧、手前の茶色い大地、面白いコントラストを感じました。

ペリト・モレノ氷河見学の拠点に到着する前、小高い丘に展望台があり、バスはそこで休憩を取りました。そこから望んだ景色が下の写真です。右側の低い尾根に隠れていますが、氷河末端は右側にも続いています。その部分が氷河対岸でのトレッキングコースから見た部分です。クルーズ船から見た氷河はこの写真で見えている部分です。



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