久し振りのヘッドライト装着行動
昨日エル・チャルテン(El Chalten)に到着し、活動初日の今日(2026年2月6日)はフィッツ・ロイ(Fitz Roy)への最接近を目指したコースを選びました。目的地はラグーナ・デ・ロス・トレス(Laguna de los Tres)です。エル・チャルテンで想定したトレッキングコースの中では一番しんどそうなコースです。天気も良さそうですし、大変なことは先にとの精神です。
行動時間もそこそこ長いので、朝の5時には宿を出発します。10分ほど歩いてフィッツ・ロイを目指すトレッキングコースに入ります。まだ辺りは真っ暗、ヘッドライトを装着しての行動です。ヘッドライト装着行動なんてウン十年振り、足元に気を使いながら歩きました。

歩いていると目の前が開けました。そこからフィッツ・ロイを展望することができます。足元はまだ暗く、日が昇ったわけではありません。しかし、フィッツ・ロイの岩肌は既に朝日を浴び、モルゲンロートに染められています。息を飲む景色、足を止めて暫くの間見入りました。大自然に対する畏怖というか、我々人類を超えた存在というか、何かを感じさせずにはおかれない壮大な瞬間です(暗いうちに宿を出発して良かった)。

盆地状の湿地帯を行く
気を取り直し、どんどんと進みます。小山を乗り越え、径は盆地状の湿地帯の中に続いています。まだまだ早朝の時間帯、引き締まる空気の中、素晴らしい景色が続きます。




最後は急な登り
湿地帯の径はとても歩きやすく、楽しい道のりでした。そんな楽しい時間とも暫しの別れです。見上げれば径は急な登りへと続いていきます。

急登をなんとか登り切りやれやれと思っていたところに再度の登りです。ただ、なんとなく目的地のラグーナ・デ・ロス・トレスは近そうな雰囲気。その感覚を信じて最後のひと踏ん張り、頑張ります。

全てを癒す圧倒的な山容
着きました。眼下にはラグーナ・デ・ロス・トレスの蒼、雪渓の白、空の青、その中にフィッツ・ロイの雄姿が聳えています。神々がおわすのではとも思える美しさ、その圧倒的な山容にこれまでの全てが報われ、癒されていきます。もう、言葉はいらないでしょう。


ルート内のあれこれ
暫しの時をフィッツ・ロイの傍らで過ごした後、帰路に就きます。往路も含め、道中のあれこれを紹介します。まずはキャンプサイト。国立公園内は幕営禁止ですが、幾つかのキャンプサイトが整備されています。下の写真はポインセノット(Poincenot)のキャンプサイトです。道中では、大きな荷物を担いで歩く若者とも多くすれ違いました。

エル・チャルテンの街からトレッキングコースに入り、1時間ほどの場所にラグーナ・カプリ(Laguna Capri)という湖があります。今朝撮った朝日を浴びたフィッツ・ロイの写真に写っている湖です。陽の高い帰路の時間帯、そこにでは家族連れやカップルが海水浴ならぬ湖水浴を楽しいでいました。なかにはビキニ姿で湖を泳ぐ女性も。水温はかなり低いと思うのですが…。

フィッツ・ロイに向かうトレイルの入口に戻ってきました。行きは真っ暗で気が付かなかったのですが、実は写真に写る門をくぐっていたわけです。この門のやや街寄りのところに国立公園入場券の販売所(兼監視小屋?)があります。もちろん入場券を見せろ的なことをいわれることはありませんでした(明るい時間の往路はどうなのか、ちょっと気になるところです)。



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