第2回世界一周前半 no.33 – アンデス南部の秀峰フィッツ・ロイを間近に望むトレッキングコースを歩く【2026年2月6日】

朝日を浴びて輝くフィッツ・ロイ アルゼンチン
朝日を浴びて輝くフィッツ・ロイ

久し振りのヘッドライト装着行動

昨日エル・チャルテン(El Chalten)に到着し、活動初日の今日(2026年2月6日)はフィッツ・ロイ(Fitz Roy)への最接近を目指したコースを選びました。目的地はラグーナ・デ・ロス・トレス(Laguna de los Tres)です。エル・チャルテンで想定したトレッキングコースの中では一番しんどそうなコースです。天気も良さそうですし、大変なことは先にとの精神です。

行動時間もそこそこ長いので、朝の5時には宿を出発します。10分ほど歩いてフィッツ・ロイを目指すトレッキングコースに入ります。まだ辺りは真っ暗、ヘッドライトを装着しての行動です。ヘッドライト装着行動なんてウン十年振り、足元に気を使いながら歩きました。

6時近くになると東の空が明るくなってきます。日の出は6時過ぎのはず。
el-chalten-trekking-fitz-roy

歩いていると目の前が開けました。そこからフィッツ・ロイを展望することができます。足元はまだ暗く、日が昇ったわけではありません。しかし、フィッツ・ロイの岩肌は既に朝日を浴び、モルゲンロートに染められています。息を飲む景色、足を止めて暫くの間見入りました。大自然に対する畏怖というか、我々人類を超えた存在というか、何かを感じさせずにはおかれない壮大な瞬間です(暗いうちに宿を出発して良かった)。

息を飲む光景、朝日の中で屹立するフィッツ・ロイ。投稿記事トップの写真も同じ場所からの撮影です。
el-chalten-trekking-fitz-roy

盆地状の湿地帯を行く

気を取り直し、どんどんと進みます。小山を乗り越え、径は盆地状の湿地帯の中に続いています。まだまだ早朝の時間帯、引き締まる空気の中、素晴らしい景色が続きます。

池塘というには大きめの池ですね。
el-chalten-trekking-fitz-roy
フィッツ・ロイの姿が徐々に近づいてきます。
el-chalten-trekking-fitz-roy
氷河を源とする流れでしょう。水は冷たいです。
el-chalten-trekking-fitz-roy
振り返れば雪を抱く山々が延々続いています。
el-chalten-trekking-fitz-roy

最後は急な登り

湿地帯の径はとても歩きやすく、楽しい道のりでした。そんな楽しい時間とも暫しの別れです。見上げれば径は急な登りへと続いていきます。

写真の中に急登の径が見えると思います。しんどさから気持ちが少しだけ萎えます。
el-chalten-trekking-fitz-roy

急登をなんとか登り切りやれやれと思っていたところに再度の登りです。ただ、なんとなく目的地のラグーナ・デ・ロス・トレスは近そうな雰囲気。その感覚を信じて最後のひと踏ん張り、頑張ります。

最後はガレ場。この辺は日本の山と同じですね。
el-chalten-trekking-fitz-roy

全てを癒す圧倒的な山容

着きました。眼下にはラグーナ・デ・ロス・トレスの蒼、雪渓の白、空の青、その中にフィッツ・ロイの雄姿が聳えています。神々がおわすのではとも思える美しさ、その圧倒的な山容にこれまでの全てが報われ、癒されていきます。もう、言葉はいらないでしょう。

形容しがたい光景に、ただただ見入ります。
el-chalten-trekking-fitz-roy
フィッツ・ロイは既に登られています。未踏峰ではありません。でも結構ハードなクライミングを頑張った若い頃の自分であっても登頂は無理と感じます。
el-chalten-trekking-fitz-roy

ルート内のあれこれ

暫しの時をフィッツ・ロイの傍らで過ごした後、帰路に就きます。往路も含め、道中のあれこれを紹介します。まずはキャンプサイト。国立公園内は幕営禁止ですが、幾つかのキャンプサイトが整備されています。下の写真はポインセノット(Poincenot)のキャンプサイトです。道中では、大きな荷物を担いで歩く若者とも多くすれ違いました。

雰囲気は日本の山のテント場とほぼ同じ、水場やトイレが整備されています。
el-chalten-trekking-fitz-roy

エル・チャルテンの街からトレッキングコースに入り、1時間ほどの場所にラグーナ・カプリ(Laguna Capri)という湖があります。今朝撮った朝日を浴びたフィッツ・ロイの写真に写っている湖です。陽の高い帰路の時間帯、そこにでは家族連れやカップルが海水浴ならぬ湖水浴を楽しいでいました。なかにはビキニ姿で湖を泳ぐ女性も。水温はかなり低いと思うのですが…。

午後のラグーナ・カプリの湖畔。多くの人が海水浴ならぬ湖水浴を楽しいでいました。
el-chalten-trekking-fitz-roy

フィッツ・ロイに向かうトレイルの入口に戻ってきました。行きは真っ暗で気が付かなかったのですが、実は写真に写る門をくぐっていたわけです。この門のやや街寄りのところに国立公園入場券の販売所(兼監視小屋?)があります。もちろん入場券を見せろ的なことをいわれることはありませんでした(明るい時間の往路はどうなのか、ちょっと気になるところです)。

エル・チャルテンから北方面に向かうトレッキングコースの入口です。
el-chalten-trekking-fitz-roy

コメント

タイトルとURLをコピーしました