戻りのバスは3列仕様の豪華版
往路と同様チャルテントラベル運行のバスです。乗ってみて驚き、2+1の三列配置の豪華版バスです。予約時、特に意識して選んだつもりはなかったのですが。往復同時に取っているので値段の違いも意識していませんでした。
私の座席は2列シートの窓側です。私の横は中年カップルの一方でその相棒は前のシートの窓側、替わってあげました。すると同じ現象が再度。替わってあげた席の隣もカップルの一方で、その相棒は1列シートの最前席。再度替わってあげます。この席は私にとってもラッキー、結果として私が1列シートの最前席になりました。いいことはするものですね。

その席からの眺めです。2階の席なので、本当に最前列。眺望が開けます(とはいっても直ぐに飽きますが)。原野の中で道がどこまでも続いています。雲は何故か低く感じます。大陸の広大な国土の国の辺境だなあと改めて思わされます。日本では、北海道でもこの景色は難しいですよね。

こんな原野でも柵がある
道路以外の人工物が見当たらない旨のキャプションを上の写真に付したのですが、実は嘘でした。こんな原野でも人工物があるのです。それも延々と。柵なんです。道沿いには下の写真のような柵が途切れることなく設置されているのです。それは土地の所有者が自らの土地を囲っているからでしょう。


こんな場所での土地所有はどうのように成されたのか。興味を持ち調べてみました。やはりというか、こうした場所の土地はほぼ全てが先取先取で私有化されています。要は早い者勝ち、パタゴニアの広大な草原は、その典型例というわけです。
では早い者勝ちで土地が「所有」される以前に人は住んでいなかったのか。そんなことはありません。テウェルチェ(Tehuelche )と呼ばれる先住民が数千年以上前からパタゴニア南部に居住し、遊牧生活を営んでいました。
19世紀後半、アルゼンチン政府は多くの先住民を殺害、追放、そして強制移住させ、先住民の土地を国家領としたのです。その後、移民や牧場主が先取先取で土地を囲いました。今のフェンスだらけのパタゴニアはその歴史の産物というわけです。
ブエノスアイレスではUber多用
エル・チャルテンとエル・カラファテを結ぶバスは途中エル・カラファテ国際空港(El Calafate International Airport)に停車します(全てがそうかは不明ですが、私が確認したバスは全てそうでした)。そこで降り、ブエノスアイレス行の飛行機の時間を待ちます。往路と同じアルゼンチン航空のフライトで、ホルヘ・ニューベリー空港(Jorge Newbery Airport)行きです。問題なく搭乗できました。
ホルヘ・ニューベリー空港から宿まではUberを利用しました。観光客にとってUberは本当に便利です。本投稿記事のトップ写真で載せましたが、ホルヘ・ニューベリー空港にはUberの乗車場所が整備されてます。ここで配車を待つわけですが、私に配車されたのは通常のタクシーでした。なんと、配車されたのは通常のタクシーで、ドライバーはUberでも営業していました。どうもブエノスアイレスでは、一般のタクシーがUberで配車されることも珍しくないようです。
Uber最大の利点はドライバーとの金銭授受がないことです。Uber経由のクレジットカード決済で、ぼられる心配や面倒な価格交渉がないのです。頼んだ時点で料金がほぼ確定することもありがたいです。今回の乗車は空港から宿までですが、かなり渋滞しました。おそらくUberでは、こうした渋滞も予測した料金が事前に提示されているのでしょう。

宿は可もなく不可もなく
戻ってきてのブエノスアイレス宿泊は1泊だけです。明日フェリーでウルグアイに渡るため、フェリー乗り場に近い宿をコスパ重視で予約しました。テルモ・ホテル・ブティック(Telmho Hotel Boutique)という宿です。部屋は日本の安いビジネスホテルのような狭さですが、泊まるだけなので問題はありません。

朝食付きです。ただやはり、野菜系はなし。この点は不満ですが、これまでのアルゼンチンでの宿泊経験と宿の価格を考えれば仕方のないところでしょう。

久し振りののビールでホッと一息
今回の旅の大きな目的であったエル・チャルテンでのトレッキングも無事終わり、ホッと一息。何故だか喉が渇きます。ああ、ビールが飲みたい。ブエノスアイレスの陽はまだ高く明るいのですが、ビールを飲みに街に出ました。向かったのはホテルにほど近いサン・テルモ市場(Mercado de San Telmo)です。

サン・テルモ市場はブエノスアイレス最古の地区の一つであるサン・テルモを代表する市場です。1897年に開設され、鉄骨造の建物内には生鮮食品店をはじめ、アンティークショップ、雑貨店、カフェ、レストランなどが軒を連ねています。地元の人々の日常の買い物の場であると同時に、多くの観光客が訪れる人気スポットとしても知られています。

市場の中のラ・チョリパネリア(La Choripanería)という店に行きました。炭火で焼いたチョリソーをパンにはさんだ「チョリパン(Choripán)」の専門店です。チョリパンとビールを注文しました。ビールは本当に久し振り、この旅程の中ではもちろん初めてとなります。アルゼンチンの有名ブランド、Imperial(インペリアル)を頼みました。美味しかったですよ。チョリパンの味もビールによく合いました。



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