実は直行便ではなかった
アディスアベバ・ボレ国際空港(Addis Ababa Bole International Airport)のラウンジでブエノスアイレス(Buenos Aires)行きのエチオピア航空(Ethiopian Airlines)便の搭乗時刻を待っています。1時間前になったことから、念のためラウンジ内に設置された出発便のスケジュール表示を確認します。私の搭乗便はET506、もちろんブエノスアイレス行きです。表示を確認したら、ET506便はなんとサンパウロ(San Paulo)行きとなっています。
一瞬で冷や汗が噴き出します。表示が間違っているのか、それとも知らむ間に変更されていたのか。とにかくヤバそう。どうしたものか。そうだ、まずはエチオピア航空のホームページでET506便の運行ステータスを確認しよう。そう思い立ち、PCでホームページにアクセスします。その結果が以下のスクリーンショットです。

なんと、アディスアベバ(Addis Ababa)からブエノスアイレスへの直行便と思っていたフライトは、ブラジルのサンパウロに立ち寄ることになっていました。乗り換えるのではなく、同じ便名のまま(従って飛行機材を換えることなく)最終目的地であるブエノスアイレスまで飛ぶのでしょう。マジほっとしました。搭乗1時間前までそのことを知らなかったというのは反省です。
最終目的地ブエノスアイレスに向けて
時間になりました。搭乗です。ビジネスクラスなので最初のグループで搭乗開始です。ゲートを通り、ブリッジを渡っていざ搭乗というところで列の歩みが止まります。そのままブリッジ上で待たされること約30分、ようやく列は歩みを再開し、機内に入ります。こんなことなら案内を開始せずロビーで待たせてくれれば、と心の中で文句をいいます。
下の写真はその時に撮りました。機材はB777、フランクフルト・アディスアベバ間がB787だったので、その巨大さが際立ちます。

エチオピア航空B777のビジネスクラス
機内に入り予約した番号の座席に向かいます。座席配列は2+3+2、シェルやルームタイプではなく、オープン席です。古さは否めません。ちょっとがっかりです。私の席はH1、これは真ん中の3列席の通路側です。広さは十分、これでがっかりするとは、私も贅沢になったものです。ちょっと反省。


私の隣の二つの席は中国人の年配のご夫婦でした。ツアー参加で来たとのこと、確かにビジネスクラスには他にも数人のそれらしき人々が乗っていました。下の写真は窓側の二列席です、造りは基本同じです。

機内エンターテインメント環境
予想のとおりモニターは収納式、大きさはビジネスクラス標準とはいえない小さいものでした。ただ、二列目以降ではビジネスクラス標準の大きさのモニターが前席の背面に据えられていました。使用言語はフランクフルト・アディスアベバ便と同様で、英語、フランス語、ヒンディー語、そして中国語です。映画を見る気にはならず(贅沢になったものです)、基本はフライトマップを表示させていました。

良かった点はWifi経由インターネット接続サービスが提供されていたことです。この点もフランクフルト・アディスアベバ便と同様です。接続にはパスワードが必要となり、これを手書きしたカードが配られました(このサービスはビジネスクラス限定です)。エア・インディアではこのサービスの提供はありませんでした。
インターネット接続サービスは私にとっては大変に有用で、ありがたかったです。モニターに対する不満は吹っ飛びました。ANAの国際線でも同様のサービスが提供されています(路線によって違うかもしれません)。ANAの場合もカードの提供ですが、手書きではなく銀幕のカバーをコインなどで削る方式です。

ブエノスアイレス線の機内食
離陸後とサンパウロに着陸前の計二回、機内食が提供されます。美味しいとは思うのですがフランクフルト・アディスアベバ便と同じような味付け、正直にいえば印象に残っていません。


前の便にはなかったものとしてエチオピア料理が前菜とメインの間に提供されました。スパイシーではありますが美味しかったです。これは印象に残りました。飲み物にはエチオピアコーヒーが用意されており、なかなかに美味しいコーヒーでした。


二度目の機内食
サンパウロ到着前に二回目の食事が供されます。飛行時間が長いため、お腹はそこそこお空いています。提供れたものは食べきりました(セコさのなせる業でしょうか)。料理の構成や味は一回目とほとんど同じ、印象に残すのは難しいです。


サンパウロに着陸、補給を実施
サンパウロ・グアルーリョス国際空港(São Paulo–Guarulhos International Airport)に着陸しました。ここで降りる乗客もいますが、過半はブエノスアイレスまでのようです。ここでクルー(パイロット、キャビンアテンダント)は交替します。また清掃が入ると同時に食事等の物資の補給がなされました。下の写真はその模様です。これらの作業を見るのは初めての経験でした。

サンパウロ・グアルーリョス国際空港の滞在時間は約1時間半、作業はテキパキとなされていましたが、それでもこの程度の時間は必要でしょう。その間、乗客は機内から出ることはできません。機内空きスペースで屈伸運動をしたり、辺りをブラブラしながら過ごします。

三度目の機内食
サンパウロ・ブエノスアイレス間の飛行時間は2時間強です。その間に三度目の食事です。時間の関係からか、今回は前菜、メイン、デザートが一括で出されました。さすがの私も今回は完食できず、それぞれに多少の箸をつけて終了です(最初からいらないといえばよかったかも…)。

ブエノスアイレス空港に到着
ほぼ定刻、飛行機はブエノスアイレスのエセイサ国際空港(Ezeiza International Airport)に到着しました。下の写真はブリッジをわたり入国審査に向かう通路です。色彩がアディスアベバのボレ国際空港とはだいぶ違いますね。入国審査はほとんど並ばず、税関もスルーで空港内一般アリアに出ました。時間は遅めですが、市中心街にある宿に向かいます。

宿への交通手段ですが、私が多用しているホテル予約サイトBooking.com(ブッキングドットコム)が特別キャンペーンということで宿までの車を手配してくれるとのこと、遠慮なく使わせてもらうことにします。到着便の時間と泊まるホテルを伝えておいたところ、到着数日前には手配完了とのメールを受けました。ドライバーがちゃんとピックアップに来てくれるか若干の不安ありです。来なければUberを使えばいいかと気楽に考えることにします。
空港に着くとWhatsAppにチャットが入っていました。ドライバーが向かっている旨と車両の写真(下の写真がそうです)、ナンバー、ドライバーの名前です。ミーティング地点で多少待ちました。が、なかなか行き会えないのでドライバーに電話します。今回の南米用のeSIMでは無料通話が付いていました(フランスの電話番号です)。ドライバーは英語が話せずコミュニケーションには苦労しましたが何とか出会うことができ、無事乗車しました。問題なくホテルに着き、長い移動がやっと終わりました。



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