インドは広大、長距離移動は飛行機で
世界一周2回目、最初の目的地はムンバイですが、その後インド西海岸南部ケララ州(Kerala)を旅する旅程を考えていました。インド亜大陸は広大です。ケララ州まで列車で行くのは現実的ではなく(24時間以上かかり、その上数時間遅れも珍しくはなく時間が読めないとのこと)、飛行機一択となります。
利用する航空会社ですが、候補はインディゴ航空、エア・インディア(Air India)の2社かなと考えました。エア・インディアは出張での搭乗経験があります。フルサービスの航空会社で経験的に安心感があります。インディゴ航空は未経験ですが国内線ではインド最大の便数を誇ります。
他にもAkasa AirやSpiceJetといったLCC(低コスト航空会社)が存在しますが、安心感という観点から今回は除外です(あくまで私の個人的感覚です)。運航便のスケジュールをチェックすれば、便数が多いだけにインディゴ航空は昼間のいい時間帯の運航便が豊富です。ということでインディゴ航空で予約を取ることにしました。
一筋縄でいかないインディゴ航空の予約
ANAで飛行機を予約する時と同様に、まずはインディゴ航空のホームページにアクセスします。以下に示す図がホームページのトップ画面です。そこで経路と日程を入力し、該当する便を表示させます。この辺のやり方はどの航空会社でも同様で、まあ世界標準といってもいいでしょう。次いで乗る便を決め、予約を確定させるために決済します。通常はクレジットカードで行うことになります。

当然のことながら私もクレジットカードでの決済に進みました。カードの番号その他の必要事項を入力し決裁ボタンをクリックするのですが、何度実行しても失敗とでます。ほとほと参りました。ふと思い立ち、VPNを使いインドサーバー経由でアクセスし、同じ操作をするとあら不思議、一発でクレジットカード決済が通ったのです。
VPNとはVirtual Private Network(仮想専用線) の略です。インターネット上に暗号化された専用の経路を作り、安全に通信するための仕組みです。接続元の場所(国・地域)を隠し、VPN用のサーバーの置いてある場所からの発信に偽れます。私は有料のVPNサービスを契約しており、そのサービスではインドを発信元とすることも可能です。そして試したら成功したというわけです。
この現象が恒常的なのか、一過性のものだったのか。再度トライしたら発信元が日本でも問題なくインド国内便を予約できたのか。正直わかりません。ただ、今回の私の経験が何ら参考になれば幸いです。
事前チェックインは必須
なんとかインディゴ航空の便の予約ができました。私の予約は往路がムンバイからコーチ、復路がティルバナンタプラムからムンバイです。飛行時間はボーディングパス上往路で1時間55分、復路で2時間25分、長いですね。予約時に若干の上乗せ料金で非常口近辺の足元の広いシートが選べます。快適性を旨として、往復ともこのシートを指定しました。
クラスはエコノミーです。チェックインカウンターが長蛇の列になる気がします。インディゴ航空のスマホアプリを入れ、事前チェックイン可能の通知が届いたらすぐにスマホ上でチェックインしました。問題なくチェックインができ、ボーディングパスのダウンロードもできました。時々ですが、空港ビルに入る段階でボーディングパスの提示を求められることがあります(今回はありませんでしたが)。事前チェックインは経験則上必須と思います。
機内持ち込み手荷物は一個7kg以内、チェックイン荷物は一個15kg以内と私の予約したチケットに記されています。私の荷物は7kgは絶対にオーバーしているであろうザックと7kg以下ではあるPC入りの手提げ袋です。両方とも手荷物で持ち込みました。他のインド人乗客も似たようなものです。搭乗時に特段何かいわれることはありませんでした。
アナウンスなくゲートが変更
慣れない空港で慣れない航空会社を利用する場合は思わぬことで時間を費やすもの、とにかく早めに空港に向かいました。ムンバイ空港のターミナル2からの出発です。広いT2で国内線インディゴ航空の出発ゲートを探すのはそれなりに時間を要しました(早めに来てよかった…)。セキュリティチェックを通過し、空港到着時に確認した出発ゲートの前で待ちます。
相当早めに着いたことから、指定ゲートは一本前の便の搭乗中でした。まずは安心、自分の搭乗する便を待ちます。そうはいても気を張って、時々ゲートの電光表示で自分の便名が表示されるのを待ちます。ところが、待てど暮らせど電光表示に便名が表示されることはありません。不安になります。近くで待っているインド人に確認すると、彼も同じ便を待っているようです(ちょっと安心)。
突然、その彼らがゲートが変わったと叫び、移動を始めます。慌てて私もその場を動き、空港内の大きな電光表示を見に行くと、確かにゲート番号が変わっていました。出発時刻の30分位前のことです。ボーディングパスには出発25分前にはボーディングゲートが閉まると書いてあります。走って変更後のゲートに向かいます。結果として搭乗には余裕をもって間に合いましたが、何が起きるかわかりません、油断大敵ですね(もちろんアナウンスやメール、SNSでの告知はありませんでした)。
無事搭乗、問題なく到着
何はともあれ無事搭乗できました。シートは非常口横の通路側、足元は広く快適でした。予約時に選んだサンドイッチも供され、飛行自体は快適でした。コーチの空港にも問題なく到着、やれやれです。
後でボーディングパスをよく見ると、ボーディングゲートは変更になるので(subject to change)フライト情報スクリーンで最新の状況を確認しろ、と書いてあります。もしかしたら日本の航空会社でも規約上は同じかもしれませんが、実際の運用で同じような経験はしたことがありません。日本を基準にしてはいけない、身に沁みました。


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