第2回世界一周前半 no.4 – 久しぶりのインド・ムンバイを歩いての雑感【2026年1月15日】

Mumbai インド
新旧の建物が交錯するムンバイ市街

混沌と喧噪の街ムンバイ

今日は特段の予定を入れず、ムンバイ(Mumbai)の街を適当にブラつきます。今日に限った感想ではないのですが、改めてブラついて感じたことを、虚心坦懐に述べてみます。いわば、インドあるあるです。あっ、間違えました。インドは巨大な多様性に富んだ国です。人も、宗教も、言語も、国土もです。ですから以下に記す内容はインドあるあるではなく、ムンバイあるあると考えて下さい。

もっとも、ムンバイ自体がとても大きな街です。私が歩いたムンバイは、そのほんの一部、それをもってムンバイを語り尽くすことはできません。私の感想は、ムンバイで見られる光景のほんの一断面を基にしたものとお考えください。当然ですが、ムンバイを含めたインドへのこれまでの訪問で感じた印象がフィルターとして機能し、若しくはバイアスとして働いていることも含んでください。

さて、私のムンバイの印象は、「混沌と喧噪の街ムンバイ」といったところでしょうか。以下に何故そう感じたのかを説明していきます。

歩くことがとても大変な街

街中を歩くことがとても大変、これが歩いてみての印象です。もちろん日本と比べてのことなのですが、とにかく歩行者に優しくはないのです。

下の写真はムンバイの典型的な歩行の風景です。道路は車で満杯なことが多いです。道路脇も駐車する車で塞がっています。そうした中で歩行者は、駐車する車の車道側を歩きます。その右側を車が走っていきます(インドでは、車は日本と同じで左側通行です)。そして走る車は絶えまなくクラクションを鳴らします。街は騒音の渦です。

ムンバイの街ではこんな感じで歩きます。当然私も前の人を追うように歩いているわけです。気は抜けません。
Mumbai

歩道は存在します。私も、できれば歩道を歩きたい。歩ける場合にはできるだけ歩道を歩くようにしています。ただ、その歩道を突然歩けなくなるのです。歩けなくなるパターンは様々、下の写真はその一例です。この場合であれば歩道の一部が誰かの住居となっています。住居以外にも店舗であったり、突然途切れていたりと、歩道が歩けなくなる理由は様々です。

こうしたシーンもムンバイ(インド)あるあるです。ただ昼間に歩く限りにおいて、交通事故以外の恐怖は感じません。右端の方が写真に写ったのは偶然です。
Mumbai

極めつけは道路の横断です。信号はあるのですが、基本は車用です。稀には横断歩道があり、そこには歩行者用の信号があります。しかし、誰も守っていません。また青になってもその時間はとても短く、必ずしも車が止まるとは限りません。青信号の横断歩道の横断でさえ危険なのです。街全体が、人が歩くことを想定していない、そんな風に感じてしまします。

何故か街中で人が集っている

インドは人口の追い国です。中国を抜いて今や人口は世界一です。もちろん国土も広いのですが、人口密度は日本以上です。だからでしょうか、街中では多くの人を見ます。それは日本も同じです。

ただ、日本とは大きな違いがあります。インドでは、何故か多くの人々が街中に集って滞留しているのです。日本にも人混みは存在します。ですが人々は何か目的を持って動いています。インドで見る人混みは、日本人の私にはただそこにいることが目的のように見えてしまいます。

下の写真はその一例です。歩道にある地下鉄の駅を出たところから撮りました。多くの人が歩道上にいます。移動している人も多いのですが、ただ歩道で屯っている人も多いのです。コンビニ前の高校生というノリではありません。若者から老人まで、何故か歩道で佇み、お喋りをしている。それが日常的な風景となっています。

私の泊まったホテル最寄りの地下鉄駅を出たところです。歩いている人もいれば、屯っている人もいます。
Mumbai

もう一つ、下の写真はムンバイ中心部にあるサイエンスセンターの前です。このセンターでは科学関連設備の展示を主とする博物館です。ですので科学教育の目的で小中学生の研修授業にも使用されている、それが私の予想です。そしてセンター前の人混みは、おそらく迎えの親たちだと思います。実際、別の都市の小学校の前では、下校時刻に迎えの親達で大混雑でした。この写真はそれと全く同じ雰囲気です。

こうした風景は小中学校の前でも下校時刻に見かけました。スクーターで迎えに来ている親が多いですね。
Mumbai

でも親が子供を迎えに行く、それは素晴らしいことでもあると思うのです。子供がとても大切にされており、大切に扱われている子供は幸せだなとも感じるのです。すべての子供がそう扱われているのかはわかりません。社会は何とも複雑です。

別の世界も存在、お高いショッピング・モール

喧噪や混沌、猥雑さ、集う人々、そしてゴミの散乱。これらは全てムンバイに対して抱いた私の印象を表すキーワードです。その一方で、こうした印象とは対極の場所も存在します(私が行けた場所に限っての話ですが)。

私の泊まったホテルから徒歩圏にフェニックス・パラディアム(Phoenix Palladium)というショッピング・モールがあります。世界標準のモールで、入っているテナントも若干のローカル特性はあるものの、日本を含む他国のモールと似たり寄ったりです。日本のブランドだと、UNIQLO、MUJI、Onitsuka Tigerが目につきました。

フェニックス・パラディアムの入口と内部です。豪華めの造りでした。
Mumbai mall

内部はそこそこ豪華な造り、高級ショッピング・モールと呼んで差し支えない雰囲気です(特にインドの一般商店と比べれば…)。 下の写真はそのモール内にあるレストランです。様々な世界が混沌の中で併存している、それがインド、というかムンバイです。

モール内部のレストラン。私はここでお茶しました。

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