世界一周 no.3 – エア・カナダで成田からバンクーバーへ 【2025年6月16日】

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エア・カナダでバンクーバーへ

エア・カナダ(Air Canada)に乗るのは初めてです。世界一周航空券はビジネスクラスで買っているので、当然のことですが成田からバンクーバー(Vancouver)まではビジネスクラスでの搭乗です(伊丹-羽田はエコノミークラスでした)。さて、エア・カナダのビジネスクラスはどんなものか。ちょっと楽しみです。

エア・カナダのビジネスクラスの室内。広さは十分でした。写真の中のスクリーンに、撮影する私が写りこんでしまっています。
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さて、実際に乗ってみてどうだったか。造りは標準的なビジネスクラスだと思います。とはいっても、私自身がそんなに多くの航空会社のビジネスクラスを経験しているわけではありませんが。最近乗ったANAのビジネスクラスとの比較でいうと、広さや造りは航空会社の方向性により若干の違いはあるものの、水準としては同程度でしょう。

機内の居心地

日本人の私にとっては、言葉は日本語がラク。ANAのキャビンアテンダントは基本日本語ですが、エア・カナダでは基本英語、若しくはフランス語です。これは仕方のないことですが、日本語環境の方が私にとっては圧倒的に居心地がいいわけです。

食事も同様で、搭乗後の最初の食事は夕食です。日本食をお願いしたのですが、ANAの日本食の方が美味しい気がします。でもこれは、言葉の差ほど顕著ではありません。

朝食はいわゆるコンチネンタル・ブレックファースト(Continental Breakfast)を食べましたエア・カナダの名誉のためにも強調しておきますが、この朝食はバッチリと私の趣味に合いました。こうしたサービスは、結局のところ個人の嗜好・趣味に合うか否かが大きいということでしょう。

バンクーバー空港

バンクーバー国際空港に到着したら、まずは入国審査を通過します。特筆すべきは、殆ど待ち時間がなかったことです。同じ空港でも到着機が集中するような時間帯か否かで待ち時間は大幅に変わります。従って、この一事をもって素晴らしい手際と評価することは避けたいところです。ただ、単純な待ち時間だけでなく、電子式の入国必要事項入力装置の操作パネル(interface)の分かり易さも高ポイントでした。

私の場合、その装置から出力されたフリップをゲート出口の係官に渡すだけで終わりでした。そう、係官のいる窓口に並んで審査を受けるというプロセスがなかったのです。これは静かな驚きでした。あっ、出口の係官は二つ質問をしました。入国の目的と、過去に来たことがあるかの二問です。以上が全てでした。

空港にあった巨大なオブジェ。カナダ先住民(Native Canadian)の意匠のような気がしますね。効率的な入国審査の現場の写真は、撮ると怒られそうな気がしたので撮影しませんでした。
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