第2回世界一周前半 no.35 – ミラドール・デ・ロス・コンドレス(コンドルの展望台)まで気軽な午後のウォーキング【2026年2月8日】

el-chalten-los-glaciares-national-park-visiter-center アルゼンチン
ロス・グラシアレス国立公園ビジターセンター

「コンドルの展望台」までウォーキング

今日(2026年2月8日)の午前中は宿代をなんとか宿の主人の口座に送金すべく四苦八苦しており、それで潰れました。午前中で処理は一応終えたので、午後からどこかに行こうと思い立ちました。とはいっても昨日、一昨日と一日コースを巡っています。時間も時間、軽めのコースということでミラドール・デ・ロス・コンドレス(Mirador de los Cóndores、コンドルの展望台)を選びました。

その名の通りコンドルが見られるかも、と思わせる崖を登ります(まさに下の写真のピークがそれです)。往復2時間コース、午後からの出発にはちょうどいい感じです。場所は街の南です。短いが故に結構な人気コースです。

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入口には国立公園入場券の販売小屋があります。券を買うためでしょう、人々が並んでいます。この辺のことは以下の投稿記事で解説しているので、興味がある方はご参照ください。

飛んでいるコンドルを探したが

小一時間で展望台に着きました。さてコンドルは見えるかと辺りを見回しましたが、そう簡単には見ることができません。さらに先に進んだり横に逸れたりと歩き回りましたが見当たりません。まあ、そんなものでしょう。

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コース途中にはコンドルの生態を解説する表示が順番に登場し、それを読むだけで結構勉強になります。コンドルはスカベンジャー(Scavenger)、自ら狩りをするのではなく動物の死骸を食べるのです。生態系の中では環境保全に非常に重要な役割を果たしているわけです。

また、コンドルは大きく体重もあります。一旦地上に降りると舞い上がるのに多大なエネルギーを必要とし、他の動物に襲われるリスクもあります。なので地上に死骸があっても簡単には降りてきません。用心深く上空を旋回し、完全に安全とわかってから地上に降りてくるのです。

フムフムと表示版に書かれたこうした説明文を読んでいるときです。近くにいた人が遥か上空を指さし、コンドルと叫んでいます。いました。ほんの黒い影ですが、確かにコンドルらしき大きな鳥が滑空しています。その彼は双眼鏡を持ち準備万端です。親切にも貸してくれました。双眼鏡越しに見た鳥はコンドルに違いない、そう思わせる大きな鳥でした。

崖の上から見るフィッツ・ロイ

エル・チャルテンにいると、ついフィッツ・ロイ(Fitz Roy)の姿を探します。ミラドール・デ・ロス・コンドレスでもフィッツ・ロイの姿を見ればシャッターを切ってしまいます。残念ながら今日は雲が多く、フィッツ・ロイの雄姿は雲の中です。上半身だけが隠れるように雲に覆われています。これを見て、私はラピュタを思い出してしましました。そう、天空の城は竜の巣の中にあり、常に雲で隠されていましたね。

フィッツ・ロイの上半身を隠すように雲が覆っています。
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引いて撮った同じアングルの写真です。右下がエル・チャルテンの街になります。
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ロス・グラシアレス国立公園ビジターセンター

コンドルが見れたところで、崖から下ります。そほどの時間もかからずコース入口まで戻ってくることができました。来るときには気がつかなかったのですが、コース入口やや手前にロス・グラシアレス国立公園(Parque Nacional Los Glaciares)のビジターセンターがありました。この投稿記事のトップ写真の建物です。

中に入ってみました。基本スペイン語なので内容は想像するしかないのですが、国立公園の説明や展示が所せましと並んでいます。そうした中で強く興味を惹かれたのはフィッツ・ロイ登攀の歴史でした。図上幾つかのルートが描かれ、登られた年が書かれていました。後に調べたところ、初登頂は1952年、フランス隊のリオネル・テレイとギド・マニョーヌによってなされました。

ちなみに、冬季初登頂は1986年、アルゼンチン人3名によって達成されています。さらに1990年には、日本の登山家・山野井泰史がフィッツ・ロイの冬季単独初登頂を達成しています。これもフィッツ・ロイの登山史に残る偉業として知られています。

ロス・グラシアレス国立公園ビジターセンターの内部。展示はスペイン語なので、内容は想像するしかありません。
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