第2回世界一周前半 no.31 – アルゼンチンの国立公園は入場料が高額!現地で分かった実際の運用

フィッツ・ロイ方面に向かうトレッキングコース入口の管理小屋 アルゼンチン
フィッツ・ロイ方面に向かうトレッキングコース入口の管理小屋

アルゼンチンの国立公園には入場料が必要

エル・チャルテン(El Chalten)、いよいよトレッキングの開始です。そこで気になるのがアルゼンチンの国立公園の入場料です。私が実際に経験し感じた現状をお話しておきます。

今回私がエル・カラファテ(El Calafate)から日帰りツアーで出かけたペリト・モレノ氷河(Perito Moreno Glacier)はロス・グラシアレス国立公園(Parque Nacional Los Glaciares)の中に位置しています。またエル・チャルテンを起点に出かけた各種トレッキングコースも同様にロス・グラシアレス国立公園の中に位置しています。そして、国立公園内に入るためには入場料を払う必要があるのです。

国立公園の入場料の詳細について記載してあるアルゼンチン国立公園のホームページ。
Argentina National Park Home Page
Argentina National Park Home Page

このような制度が導入されたのは最近のことのようですが、私が訪れた2026年2月現在、入場料は必要でした。それではその金額は? それが問題です。どこの国立公園に入場するかで料金は違うようですが、人気のある国立公園は概して高いです。外国人の入場料は1日45,000ARS、日本円で4,000円以上します。

上で示したページをスクロールダウンすると各国立公園ごとの入場料金が出てきます。ここに示したのは1日券の例です。
Argentina National Park Home Page
Argentina National Park Home Page

下はロス・グラシアレス国立公園の入場券の実際の購入サイトのスクリーンショットです。リンクをクリックするとメールアドレスを入力する画面となり、アドレスを入力すれば以下の画面が出てきます。このページで券種を選ぶことになります。二日券が67,500ARS、それ以外にも三日券や7日券が用意されていました。

ロス・グラシアレス国立公園の入場券販売サイトです。スペイン語であることを除けば、分かり易いと思います。
Argentina National Park Home Page
Argentina National Park Home Page

ペリト・モレノ氷河ツアーでは購入が必須

ツアーで参加したペリト・モレノ氷河もツアー案内に入場券は自分で事前に準備する必要がある旨の注記がありました。Webでクレジット決済で買えるので便利ではありますが、やはり高い。では買わなくても問題ないかというと、そこは微妙です。

少なくともペリト・モレノ氷河ツアーでは買わないで済ませるのは無理です。バスで行ったのですが、国立公園の入口に検問所的な場所があり、バスはここで止まります。入場券を持っていない参加客はガイドに連れられて販売所に行くことになります。

事前に国立公園の入場券を購入していないツアー客は、車の奥の建物で買うことになりました
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一方で、係員らしき人がバスに乗り込み入場券のチェックをします。私は事前にwebで買ってあり、スマホでそれを見せて問題なくチェックを終えました。ですから、ツアー参加であれば事前に買っておくことを強く推奨します。

この辺のことは以下の投稿記事でも書きましたので、興味があれば参照してください。

エル・チャルテンのトレッキングコースでは

エル・チャルテンでのトレッキングではどうか。ここが微妙です。行動初日、私はフィッツ・ロイ(Fitz Roy)に行きました。おそらくエル・チャルテンのトレッキングコースとして最も有名で訪れる人も多いルートです。朝焼けのフィッツ・ロイを見たかったので宿を午前5時頃に出発しました。

街の北からルートに入ります。そこには一応ゲートらしきものがあり、監視員がいるであろう小さな小屋があります(本投稿記事のトップ写真がそれです)。ただし私が通過した時刻、ほぼ朝の5時ですが、この時に監視員はいません。真っ暗で懐中電灯を使っての行動です。ですから入場券のチェックはありませんでした。実は私は初日、2日目用に2日券をwebで買っていたので、チェックがないのは残念でした。

フィッツ・ロイに向かうトレッキングコースの入口にある地図と説明。
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無事フィッツ・ロイ最接近地点まで行き、同じルートを戻りました。帰りの時点では小屋に係員はいました。しかし、帰る客のチェックをすることはありません。結果として、入場券がなくとも問題はなかったわけです(チェックされなかったという意味です。購入することは当然に求められています)。

運用はかなり微妙

Webで買える2日券は、使用日は連続2日が原則のようです。一方で1日券を買えば、その入場から72時間以内であれば新たな一日券を半額で買うことができます(webでは買えません)。こうして2日分の入場券を買うと価格は2日券と同一になります。そこで帰りにゲートの係員に私のwebで買った2日券を見せ、明日はスキップして明後日に使いたいが問題ないか尋ねました。要はweb購入でなければ同じことが同じ価格で可能なのだからいいでしょ、との論法です。

若い女性の係員は多少考えたようですがOKと答えてくれました(実はwebでは既に二日券が発行されているわけですから、明日、明後日と両日使用してもチェックのしようがないわけですが…、係員も当然そのことを分かっていたと思いますがOKと返事をしてくれたわけです)。要は運用がそれほど厳格ではないみたいです。

実際、翌日もトレッキングに行きました。2日目のコースは出発点が街の西側です。ゲートはありませんでした。その日、行って帰ってくる間にゲートを通ることはなく、もちろん入場券の提示を求められることもありませんでした。3日目は出発点が街の南側、短めの人気コースです。コース入口にはゲート小屋があり、多くの人がそこで入場券を買うために並んでいました。

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私は初日の係員への確認OKを拠り所に小屋に寄ることなくその横を通過します。何かいわれたら、OKといわれたよと返すつもりでした(実際は2日目も入場しているのですが)。特段なにも言われることなく小屋横を通過し、問題なくコースをこなすことができました。

結局どうなの

以上のことを総合すれば、入場券の購入は求められている。セコく立ち回れば、エル・チャルテンのトレッキングであれば入場券を持たずに国立公園に入場することはできる。ということなのでしょう。買うか買わないかは、皆さん次第です。

コースはそれなりに良く整備されており、その整備にお金が必要なことは事実です。日本でも富士山登山に入場料が導入されたように、こうした動きは全世界的なのかもしれません。あとは金額がいくらかと(アルゼンチンはかなりお高い)、外国人料金があるか否か(アルゼンチンの場合、同国人は半額)ですね。

案内板やトイレがそれなりに整備されていおり、こうしたことに費用が必要となっていることは事実です。
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