第2回世界一周前半 no.12 – インド国鉄でインド西海岸南部の街ヴァルカラに向かう【2026年1月20日】

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私の乗ったAC2 TIERの車両

乗車駅まではUberで

前3回の投稿記事を費やしてインド国鉄に乗車するための予約を含めた事前準備の苦労話をしてきました。その甲斐があって事前準備は万端のはず、そう思いたいところです。でも、長距離列車(といってもたかだか180kmの距離です)に乗るためにここまで苦労するって、タイパ(タイム・パフォーマンス、時間対効果)があまりにも悪い。今回は乗車自体が目的であったため頑張りましたが(そもそもまだ乗車していないのですが)、次の機会があったとして再度インド国鉄を選択するかは考えさせられます。

さて、私の乗る列車はエルナクラム・タウン駅(Ernakulam Town)を8:20に出発しヴァルカラ・シバギリ駅(Varkala Sivagiri)に12:03に到着の予定です。列車名はSMVB–TVCN SPL、列車番号は06523です。実はこの列車、SMVTベンガルール駅(SMVT Bengaluru)が始発で発車時刻は前日の19:25です。インストールしたアプリConfirmtktで前日の寝る前に運行状況をチェックするとオンタイムで運行しているようです。なのでエルナクラム・タウン駅の予定発車時刻の相当前には駅に着くように宿を出ます。時間的に万全を期すため、駅まではUberを使いました。

出発の40分ほど前にはエルナクラム・タウン駅に到着、電光表示板を見ると私の乗る列車がちゃんと表示されています。プラットホームは2とでているので2番ホームで列車を待つことにします。

駅構内にあった電光表示板。06532と列車番号が表示され、D(Departure、出発)は08:20とでています。
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来ない列車を待って

2番のプラットホームで列車を待ちます。発車時刻が過ぎても06523の列車は来ません。何本も列車が来ては出てゆきますが、私の列車ではありません。アナウンスに耳を澄ましても06523という番号への言及はありません。とにかく聞き取りづらいので、聞き逃したのかと不安になります。不安はマックス、周囲の人に尋ねても、まだ来ていないようだとの返事です。

エルナクラム・タウン駅の2番ホーム。ここで延々と列車の到着を待っていました。
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待っている途中、定刻を過ぎてからも何本もの列車をやり過ごしました。
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とにかく神経を張り詰めて待っていると、それっぽい列車が到着します。定刻からほぼ1時間の遅れでした。どうしてもアナウンスが聞き取れず近くにいた人に尋ねると、どうやら待っていた列車のようです。果たして正しい列車に乗っているのだろうか。完全に確信が持てないながらも車両に乗り込み、自分の座席を探し当て、とりあえず落ち着きます。列車が発車してすぐに車掌さんがやってきて、私の名前を聞くので答えると頷きました。これで一安心です。

車内の様子は

私の席はSide Lowerです。下の写真がその席で、写っている一人掛けの座席と向かい合わせの座席の2席で1寝台の扱いです。寝台は窓と平行に置かれます。もしかしたらUpperの乗客も寝台の折りたたみ後は2席のうちの1席に座るのかもしれません。私が乗った時点ではUpperの乗客はいなかったので、空いている車内を快適に過ごすことができました。

写っている一人掛けの座席が、寝台を折りたたんだ後のSide Lowerの席です。
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通路を挟んだ反対側の座席が以下の写真です。寝台は窓と垂直方向に置かれるため、横に長い座面となります。写っているのはLowerの座席で、その上部にはUpperの座席(というか寝台)が位置します。この席の乗客も、既に降りた後です。

通常のLowerの座席(寝台)です。
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そもそも私が乗った車両は寝台車です。私の席は寝台としては利用しない時間帯に私が乗車したので、寝台を折りたたんで座椅子の仕様となっていました。他の多くの席は寝台状態のままです。下の写真はその様子を写しました。まさに寝台車ですね。

寝台を折りたたむ前の寝台車仕様の車内の様子です。
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私の席のクラス、AC2 Tier(2A)はエアコンも効いており、また座席にも十分なゆとりがあって快適でした。ただ、インド国内の鉄道での移動がお勧めかというとかなり微妙です。外国人である私にとって、乗るまでに疲れ、駅に言っても待つことに疲れ、とにかく疲れました。そして全てにやたら時間がかかります。乗車後も列車の移動速度はゆっくりです。また、よく止まります。走ってる時間よりも止まってる時間のが長いと思われるほどです。

乗った列車は急行(Exwpress)ですが、日本の急行や、ましてや新幹線を思い浮かべてはいけません。インドの旅、特に鉄道の旅はのんびりゆっくり風情を楽しむ、この心構えが重要です。

車窓の景色

折角の鉄道の旅、車窓の景色にも注目です。雄大な自然を楽しむという雰囲気は、私の乗った区間では残念ながらありません。高温多湿な気候の下で海岸近くを走るからか、水辺の景色をそれなりに目にすることができました。

密林(?)の中の緩やかな流れです。何とか撮れた美しい自然の景色です。
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海沿いの湖に架ける新たな橋が工事中でした。インフラ工事もそれなりに進められているようです。
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残念だったのはゴミがあちこちに散乱していることですね。大抵の場所がこのような状態でした。
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ヴァルカラ・シバギリ駅から宿へ

ヴァルカラ・シバギリ駅には定刻から約1時間遅れで到着しました。今日はこのまま宿に行くだけです。駅から歩いて30分ほど、当然歩くこと前提で宿を選びました。宿は海辺の方向です。そちらに向かって歩き出すと、ちょうど同方向に向かうバスが発車準備中でした。運賃も少額であろうと思い、少しでも歩く距離を減らすためにバスに乗ることにしました。

ヴァルカラ・シバギリ駅近くから海岸方向に向かうバス内部。立っているのが車掌さん。

乗ったバスが実際にどのルートを辿ってどこに向かうかはわかりません。車掌さんにはビーチに行きたいとだけ伝え、近くの停留所で降ろして欲しいと頼みました。もちろん、Google Mapsでの現在地確認は忘れません。運賃は性格には覚えていませんがINR10(20円弱)程度であったと思います。

Google Mapsでのこの辺かなと思えるあたりで車掌さんからも声がかかりました。荷物を担いでバスから降ります。そこから歩いて15分弱、Google Mapsに導かれて宿に着きました。

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