コースト・トラック(Coast Track)
今日はロイヤル国立公園のコースト・トレイルを行くことにします。このトレイルはバンディーナを起点にオーストラリアの東海岸を南下するコースで、本来は相当長いコースです。下の地図で、左下に伸びる海岸線を延々と歩くコースです。フルに踏破するのであれば一日では無理で、泊まりとなります。私の場合、バンディーナに折角のいい宿を取っているのですから、適当な場所で折り返しバンディーナに戻ることにします。
Overview, Royal National Park 地図(PDF 3MB)
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さて、コースト・トラックをどこまで行ってから引き返すかですが、一応ワタモラ地区(Wattamolla Area)までは行くこととしました。ワタモラ・ダム(Wattamolla Dam)と表記されてる場所があるようなので、そこを目標にします。また、帰りのルートは、往路と同じルートを引き返すことにします。周回コースも考えたのですが、その場合に復路は内陸部を歩くことになります。景色の良さと歩きやすさを考えると、同じコースを引き返すことが最も合理的との判断です。
Wattamolla Area, Royal National Park 地図(PDF 1MB)
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いざ出発
昨日のトレッキングの終点が今日の出発点となります。下の写真でRoyal Coast Trackとの標識が写っているかとおもいます。これが今日の目指すコースです。Royal National Parkの中のCoast TrackということでRoyal Coast Trackとも呼ばれているようです。


暫く進むと海岸線の径に出ます。昨日と違って天気は曇りです。クリアな青空ではないため、海の色も鮮やかな碧とはなりません。が、強い日差しを直接受けることがないため、歩く上では快晴であった昨日よりも快適といえます。海岸線沿いの径になってから、下の写真のような看板が出てきました。要は救助隊の世話にならないよう注意してね、ということです。

ウェディング・ケーキ・ロック(Wedding Cake Rock)
コース入口の標識でも示されていましたが、ウェディング・ケーキ・ロック(Wedding Cake Rock)と呼ばれる美しい白い岩が出てきます。ウェディング・ケーキのような岩ということでこの名がつけられているのだと思います。確かに真っ白い方形の岩でウェディング・ケーキに見えないこともない、そんな風に感じさせます。

この付近一帯がこのような岩質かというと、そうではありません。写真に写るこの部分だけが白く綺麗な方形の岩質です。ですが、実はこの部分の岩も周辺と同様に砂岩です。海風や雨による風化でこの部分の表面の鉄分が失われ、石英主体の白い砂岩が露出した結果、このような外見になったとのことです。偶然の産物なのでしょう。
実はウェディング・ケーキ・ロックは大変に脆く、近づくことはできません。したの写真のようにフェンスで覆われているのです。上の写真はフェンスの隙間から撮りました。地質調査では将来崩落する可能性が高いとされています。

変化に富む海岸線
ウェディング・ケーキ・ロックを過ぎた後も海岸線沿いにコースト・トラックを南下します。海岸線沿いといってもルートは様々に変化します。そんなルート沿いの写真を幾つか下に載せます。




ワタモラ・ダム(Wattamolla Dam)で折り返し
折り返し点のワタモラ・ダムに到着です。海岸沿いやや内陸部に入った場所で小さな川に置かれたダムです。石を積んで川の流れをせき止めている、規模は小さいものの本当のダムでした。地図上でダムと表記されていたので、着くまではどんな場所なのか色々と想像していたのですが、小なりといえ本当のダムとは思いませんでした。


コースト・トラックをバンディーナに戻る際に見かけたトカゲです。コース沿いで静かに佇む姿に思わずシャッターを切りました。調べてみると、おそらくはイースタン・ウォーター・ドラゴン(Eastern Water Dragon)であるとのこと。オーストラリア固有のトカゲで、ロイヤル国立公園では比較的よく見られます。見た目は迫力があるものの性格はおとなしく、人が近づくと素早く茂みへ逃げるとのことでした。



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