ブルー・マウンテンとは
オーストラリアのニュー・サウスウェールズ(NSW)州に位置する極めて特徴的な地形をもった山域で、ブルー・マウンテン国立公園(Blue Mountains National Park)として国立公園に指定されています。ギアナ高地を思わせるような台地と崖、そこから流れ落ちる標高差のある滝、台地の上と崖の下に縦横に走るトレッキングコース、訪れるにはとても魅力的な地域です。2000年に周辺の7つの国立公園などとともに”Greater Blue Mountains Area”としてUNESCO世界自然遺産に登録されました。
ブルー・マウンテンの価値は絶景だけではありません。最大の特徴は、オーストラリア固有の植物であるユーカリの多様性です。この地域には約100種類ものユーカリが自生し、世界のユーカリ種の重要な保存地となっています。要はユーカリの多様性に加え、以下の要素が一体となり、世界的にも貴重な生態系を形成しています。
・約1億年以上かけて形成された砂岩の峡谷
・深さ数百メートルにも及ぶ渓谷
・温帯雨林
・滝
・ヒース(低木地帯)
・希少な動植物
ブルー・マウンテンの山域の真ん中を鉄道が走り、車がなくても公園内の様々なコースにアクセスが可能です(もちろん、車があればさらに便利なことはいうまでもありませんが)。この点、私にとってはとてもありがたかったです。鉄道沿線の各駅近くには普通の住宅が建ち並び、そうした街々を結ぶバスも充実しています。時間に余裕がありさえすれば移動やコースアクセスに不便を感じることがないことも、ここを訪れるハイカーにとっては大きな魅力だと感じます。
ブルー・マウンテン国立公園の公式サイトを以下に貼っておきます。英語のサイトですが詳しい概要がわかる説明やコースの紹介、さらにはインタラクティブな地図も掲載されています。大変に役立つ情報満載ですので、行くことを検討されるのであれば是非参考にしてください。
Prince Henry Cliff Walk
宿から歩いてPrince Henry Cliff Walkに向かいます。ブルー・マウンテンは街のすぐ近くからトレッキングコースが出ており、車のない私にとってアクセスはとても楽です。ごく普通の住宅街を通ってコースの入口に着きます。


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