出発までをモントリオール美術館で
今日(2025年6月27日)は、夕刻のカナダ国鉄に乗ってハリファックス(Halifax)に向かう予定です。宿をチェックアウトした後、ほぼ一日フリーです。大学の寮である宿ではチェックアウト後の荷物を預かってくれません。荷物を抱えて歩き回るのはちと勘弁、そこでモントリオール美術館(Musée des beaux-arts de Montréal)に行くことにしました。

展示面積の広い、一般的な美術館です。私は特に美術に造詣が深いわけではなく、強い関心があるわけでもありません。ただ、トップの写真に写っているような、民族の情念が宿っている仮面や彫刻には、なぜか心が揺さぶられます。今回も、そうした彫刻や仮面類を中心に見て回りました。その中のいくつかを、ここで紹介します。
不思議な彫刻
まずは入口に一番近いスペースにあった女性の頭部彫像です。これは面白く斬新だと感じ、ついシャッターを切りました。斜め前から見れば相応の幅のある顔なのに、正面からは極度に幅の狭い造形となっています。

ボーとしていて展示の説明文を読まなかったので、誰の作品か分かりません。Webで頑張って調べると、おそらくスペインの彫刻家ジャウメ・プレンサ(Jaume Plensa)の作品みたいですね。以下のサイトに紹介されている作品とほぼ同じ印ググっと
心に残る仮面たち
モントリオール美術館に展示されていた仮面の中でも、ぐぐっと心に迫ってきた仮面を紹介します。言葉では形容できず、感じ方も人それぞれ。写真を見て少しでも何かを感じていただければ幸いです。


次は少し趣が変わって、土製の彫像です。やはり私の興味は「顔」のあるものに惹かれます。その点では、彫像も仮面と同様に強く興味を持つ対象です。両彫像とも古代の中米地域が出所だと、いかにも感がでますね。マヤ文明とか。それにつけても展示品の説明文を真面目に読むべきでした。

美術館のカフェ
美術館や博物館を見て回るのは、実は結構疲れるんですよね。ずっと立ちっぱなし、歩きっぱなしですから。なので私は、館内のカフェに寄ることが多いです。昼食もそこで簡単に済ませます。一人でも入りやすく、のんびり休んでいても気を遣わずに済みます。価格は安くはないけれど高くもない、まあ安心して過ごせるわけです。



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