別途予約が必要だったSkytram and Suttle
Sundog社催行のツアー四種セットを購入したわけですが、その中でこのJasper Skytram and Suttleというツアーだけが実施の日時の記載がありませんでした。ただ、メールで送られてきた予約チケット記載の順番がMaligne Valley Sightseeing with Cruiseの次であったため、勝手に同ツアーに続いて催行されるものと思っていました。
送迎バスのドライバーに確認すると、「いつでもいいよ」とのこと、それなら直ぐにとお願いしたところ、そのままジャスパー中心部にあるSundog社のサテライト・ショップに連れていかれました。ショップで説明を受け、やっと理解しました。ショップの前からSkytramの駅行きのシャトルバスが定期的に発着しており、Skytramと併せて予約をとのこと、要は予約が取れれば随時ということだったわけです。
幸いにもシャトルバスとSkytramの双方とも空いており、最短の待ち時間の便で予約を取ることができました。早速シャトルバスに乗り、一路Skytramの駅に向かいます。Skytramとは、要するにロープウェイです。山頂駅からは、時間があればWhistlers Peakまで行きたかったのですが(山頂駅から歩いて2~3時間?で往復、こんなシステムであるならばジャスパー初日か二日目に行けば良かった…)、残念ながら周辺散策で時間切れとなりました。
素晴らしい眺望
山頂駅近辺の散策に終わったわけですが、眺望は素晴らしかったです。雪も残っており、結構寒かったのですが、時間の許す限り歩き回り、眺望を堪能しました(Skytramの下り便が最終便であったため、滞在時間を延ばすことはできませんでした)。
以下に山頂駅周辺で撮った写真を載せます。どうぞ眺望をお楽しみください。




Skytramと山火事
Skytramは2024年の山火事の影響を受けなかったのでしょうか。同乗していた係員に聞いてみました。そうしたらなんと、ケーブルを支える支柱まであと少しというところまで火が来たのだそうですが、そこで止まったとのこと。結局何ら影響を受けなかったということでした。
実際ゴンドラ内から外を見ると、確かに近くまで木々が焼けていたのですが、支柱の付近あ焼けずに残っていました。Skytramの敷設は結構古く、もし火が来ていれば相当の被害は免れなかったでしょう。私が訪れた2025年の夏も営業は難しかったのではと思いました。

シャトルバスのドライバーのこと
シャトルバスのドライバーは東洋系の男性、歳のころは60歳くらいに見えました。往復とも同じドライバーでしたし、乗客も少なかったので、復路便では私のことを認識してくれていました。だからでしょうか、復路便では彼から話しかけてきました。最初は英語だったのですが、私が日本人である旨を話すと、日本語に切り替えてきました。
イントネーションから日本人の日本語とは微妙に違うものの、かなり上手い日本語でした。思わず「日本語がお上手ですね」といったところ、「失礼な…」と怒らせてしまいました。そう、実は彼は日本人だったようです。その後も種々話をし、今が世界一周旅行の最中であることを告げると、大変に羨ましがられました。私の年齢になった頃に是非トライしてね、といって会話は終わりました。
顔つきや、カナダ西部での人口の多さから、会った際には中国系の人かと思っていました。イントネーションが変わる程ですから、相当に長期間カナダに滞在しているのでしょう。どんな経緯でカナダに渡り、そして今に至っているのか。単なる好奇心ではありますが、とても興味を持ちました。とはいっても、そうした話をすることは一切ありませんでした(私からも、彼からも)。今でも、不思議と彼のことを思いだします。


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