バスが使えるとやっぱり便利
ジャスパーからバンクーバーに戻り、バンクーバーでは三泊の予定です。比較的余裕のある日程なので、まずはスタンレーパークに行ってみることにしました。泊まっている宿は駅からは遠いのですが、バス停は近いです。というか、様々な路線をバスは通っているので、よほど辺鄙な場所でない限りバスへのアクセスは問題ありません。
とはいっても、バスは路線も分かりずらく料金も海外にありがちなゾーン制だと面倒、と思っていたのはもう昔の話です。バンクーバーのバスを含む公共交通は日本のSUICAのようなタッチ決裁が基本で、もちろん専用のカードもありますがVISAやMasterブランドのクレカでもタッチ決裁が可能です。なので面倒な料金の計算を事前に自分でする必要はありません。
さらに、現在地と行き先からGoogle Mapが路線と時刻表を示してくれます(これは全ての国や都市で可能というわけではないと思いますが)。このため、地元民と同じ感覚でバスが利用できます。これはありがたい、とにかく便利です。

スタンレーパークは近くて良いところ
バスでスタンレーパークの入口まで行きました。ここからは公園内の散策です。反時計回りにスタンレーパークの海岸線を歩きます。水着を着た女性(Girl in a Wetsuit)という名前の彫刻が目に入ります。スキューバダイビング用のコスチュームを身に着けた女性のブロンズ像です。1972のこの像設置時にはこの地でスキューバダイビングは既にポピュラーになっていたことから、いいアイデアと思いこの形の作成に至ったと作者(Elek Imredy)は語っています。

ブロンズ像を過ぎてさらに海岸沿いを進むとライオンズ・ゲート・ブリッジ(Lions Gate Bridge)が見えてきます。相当に巨大な橋で、遠くからでも目立ちます。橋の下を通ると、その巨大さと高さが良く理解できます。バンクーバー港の入口に位置し、巨大な船を通すわけですから、相当の高さが必要になるのは当然ですね。


植生がとても豊か
橋を過ぎてからも海岸線沿いを進み、適当なところで内陸部に入ります。都市の中心部にいちしている公園とは思えないほど植生が豊かで、生えている木々の樹齢も古そうでした。こうした木々の間を縫う径も良く整備されており、快適な散歩を楽しむことができました。もちろん、海外線とは異なり多少のアップダウンはあります。


公園を一周すればそこそこの距離
海岸線を離れた小径を適当に歩きます。公園内の径は様々あり、距離もそう長くはないので適当に選んで歩きました。もちろん人とすれ違いますが、混んでいるということは全くありません。時には再び海岸に出たりと、自由に散歩を楽しみました。

散歩の最後はロストラグーン(Lost Lagoon)と呼ばれる池の脇を通り過ぎます。そうすれば、スタンレーパークをほぼ一周したことになり、歩き始めた地点に戻ります。バス停はすぐそこでした。



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