世界一周 no.38 – クラクフの街中をブラブラと歩く【2025年7月4日】

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クラクフ中心部に聳えるヴァヴェル城

ヨーロッパの街並みとイエスの立体像

今日はクラクフの街中を適当に歩いて、一日をのんびり過ごすことにします。地図を見ると街の中心部にいかにも旧市街といえそうな場所があることに気付きます。ヨーロッパの街では中心に広場と教会のあることが通例です。クラクフでもきっとそうでしょう。それが地図で見つけた場所のはず、そう思って行ってみることにしました(行きあたりばったり、という気もしますが…)。

以下の写真は宿からクラクフ中央駅に向かて歩いている途中の街並みです。トラムの路線があることも含め、いかにもヨーロッパといった風情ですね。ヨーロッパ一般がこのような雰囲気なので、この写真だけを見せられてどこの街と聞かれても、私には全く見当がつきません。

トラムが走るヨーロッパの典型的な街並みです。場所はもちろんポーランド、クラクフです。
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街中で以下の写真のような像を見つけました。磔刑に処せられたイエスと、向かって左の聖母マリア、右側は使徒ヨハネでしょうか。十字架の上部にはINROの文字があります。カトリック教会でよく見られる意匠ですから、この街はおそらくカトリック教の国であることがわかる、でも街の名前までは…。私の知識ではそこまでですね。

イエスと聖母マリア、そして使徒ヨハネでしょう。東ヨーロッパの国々で比較的見られる光景と思います。
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クラクフ中央駅の西側、現代と中世

宿のあるクラクフ中央駅の東側から連絡通路を経由して西側に抜けます。駅にほぼ付属する形で巨大なショッピングモールが建っています。どこの国でも見ることのできる、世界標準、現代的な場所です。

Galeria Krakowska。世界標準の(素晴らしいというよりは世界のどこでも見ることのできる)ショッピングモールです。
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その現代から道を一つ隔てて中世が存在しています。下の写真に示すバルバカン(Barbican)です。バルバカンとは城や都市の門の前に設けられた防御施設のことで、中世ヨーロッパではよく設置されていました。クラクフのバルバカンは、その中でも独立した巨大円形要塞として残る、ヨーロッパ屈指の例です。

クラクフのバルバカンは、15世紀に造られた円形の要塞です。分厚い壁銃眼(多分)が設置されていますね。
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クラクフの中央広場

やって来ました、中央広場。ヨーロッパあるあるの場所です。観光客も大勢います。その観光客をあてこんで馬車も走っています。下の写真中央にある教会は聖マリア聖堂(Bazylika Mariacka)です。ちょっと残念、片側の尖塔は修理中のようです。

クラクフの中央広場。教会(聖マリア聖堂)があるのもお約束です。
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広場内を周回する行列に会いました。民族衣装的な装いで勲章も付けています。その多くは老齢の男性です。やはり民族衣装(中世若しくは近代のドレス?)を纏った女性もいます。行列の周りは軍服の人(現役ですね)で固めています。おそらく何かの行事でメダルの人々は退役軍人、これが私の予想です(当たりまえの予想ではありますが)。

赤い衣装のお爺さん達は共産主義の時代の軍人だったのでしょうか。
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教会と音楽

写真の教会は聖ペテロ聖パウロ教会(Kościół Rzymskokatolicki pw. Świętych Apostołów Piotra i Pawła)です。中央広場から少しだけ南に下った場所にあります。この教会の建物も素晴らしいのですが(残念なことに一般の会館時間は過ぎており、内部には入れませんでした)、ほうと思ったのは教会の前には音楽会の案内が置いてあったことです。

内装も素晴らしいとのこと、次の機会(あるかどうかはわかりませんが)には内部の見学を是非したいものです。
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演目はもちろんクラッシック、フルオーケストラは広さ的に無理です。弦楽のカルテットが奏者であったと思います(正確には忘れました。具体的な演目も、です)。時間が合えば是非聞きたい、そう思いましたが売り切れでした(演奏の開始が午後の8時頃であったと思います)。

ヴァヴェル城の周辺

中央広場を背に、最後に向かったのはヴァヴェル城の周辺地域です。ヨーロッパの長い夏の一日が終わろうかという時間、人も少なく、何ともいえない贅沢な雰囲気を味わうことができました。内部には入っていませんが、それを補って余りある静謐な時間でした。

下の写真、右側の建物群はヴァヴェル大聖堂(Katedra Wawelska)です。歴代国王の戴冠式と埋葬が行われ、今も国民的儀式が行われる、ポーランドにとって特別な場所なのだと思います。右側の建物はヴァヴェル城(Zamek Królewski na Wawelu)、中世から16世紀にかけて王の居城として栄え、その当時の政治と文化の中心でした。

ヴァヴェル大聖堂とヴァヴェル城。両者が並んで建っていることがその関係性を語っています。
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ヴァヴェル大聖堂もヴァヴェル城も、クラクフ旧市街を見下ろす丘の上に建っています。ヴァヴェルの丘の西から南側をビスワ川(Wisła)が流れています。城が川沿いの小高い丘の上というのは中世の定番です。丘から見た夕陽、独特の美しさでした。

クラクフ中心部を流れるビスワ川。宵闇が迫る時間帯です。
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