そうだ、ブダ城に行こう
ブダペストは二泊なのですが、フルで使える日は今日(2025年7月2日)しかありません。さてどう過ごすか、そう思ってGoogle Mapを見ていると市中心部のブダ城が目に入りました。宿からもバス一本で行けるので、まずはブダ城に行ってみよう。そんなノリでブダ城に向かいます。
私の宿からバス一本で行ける路線の停留所はブダ城の南に位置しています。そこまでバスで行き、そこから城を目指して歩きます。ブダ城は小高い丘の上にあり、道は登りです。夏の日差しが照り付けます。上に向かえば着くだろうと適当に進みます。が、入り口らしき場所が見当たりません。同じように入り口を目指す観光客らしきカップルに聞くも、彼らも迷っている様子。暑い。真面目に調べれば良かった…。
紆余曲折、何とか入り口らしき場所に行きつきました。南側からのアプローチが鬼門だったようで、北側の大通りから行けば直ぐだったみたいです。トップの写真は南側から登っているときに見上げたブダ城ですが、まあこの角度からブダ城を見れたことをもって良しとしましょう。

ブダ城は複数の建物群で構成される複合施設
そこで忘れないうちにブダ城への行き方に関し気の付いた点を書き記すことにします。下の写真はGoogle Earth Proから引っ張ったブダ城です。城の南側上方の視点から見ています。写真のちょうど真ん中に、黒屋根の円形の小さい尖塔がありますよね。これが本投稿記事のトップの写真に写っている塔です。
私はこの写真の右下からアプローチし、城に向かって左側に進みました。そしてドツボに嵌ったわけです。最後はなんとか城内に入れました。ただ、どこをどう通って中に入れたのか、記憶は全く定かではありません。

逆に、北東の上方からブダ城をみたものが次の写真です。やはりGoogle Earth Proから引っ張っています(本当に便利ですよね)。写真右やや下に茶色のスロープらしきものが見えます。実は、これはケーブルカーです。ドナウ河畔から城のある丘の上まで運んでくれます。上の駅から左にすすめば、そこはいかにもの城の正面玄関です。


城に入ってわかったのですが、ブダ城内には複数の施設が設置されていました。ハンガリー国立美術館(Hungarian National Gallery / Magyar Nemzeti Galéria)、ブダペスト歴史博物館(Budapest History Museum / Budapesti Történeti Múzeum)そしてセーチェニ国立図書館(National Széchényi Library / Országos Széchényi Könyvtár)がそれらの施設です。ただ適当に行けばいいってもんじゃなかったですね。今後の良い教訓です。
ブダペスト歴史博物館
そこで、まずはブダペスト歴史博物館に入ります。もちろん予習はしていないので、歴史に関した何らかの説明や展示があるのだろう、この程度の認識でした。後に調べたところによれば、2000年にわたるブダペストの変遷が伝えるべきコンセプトのようです。ブダペスト、さらにはハンガリーの長く厳しい歴史に関する資料が展示されています。
オスマン帝国の襲来やハプスブルク家支配下のハンガリー、そして二回の世界大戦と共産主義政権の時代。東西の接点に位置したハンガリーの激動の歴史に関しては、以下の投稿記事で雑感的に記しています(歴史博物館の展示とhア無関係ですが…)。よければご一読ください。
私の興味はやはり「顔」
私が興味を惹かれた展示品は、ブダ城に残された王宮の遺構で見つけられた建築部材や宗教彫刻です。例によって様々に表現された「顔」に惹かれます。その幾つかを以下の写真で示します。


以下の写真の像に関しては、何なのか調べてみました。ChatGPT先生にです。2〜3世紀頃のローマ時代の「墓碑用レリーフ」ではないか、とのことでした。当時は乳幼児の死亡率が非常に高く、幼くして亡くなった子を記念する墓碑が多く作られており、この像もそうして作られたものの一つではないかということです。彫られた人物は神ではなく(最初、神かなと思いました)、子供を表したものです。ということは、亡くなった子供を象徴しているのでしょうね、きっと。遥かな時を経て、冥福をお祈りします。

中世ハンガリーの人々の生活
少し毛色は異なりますが、中世の人々の生活を表したイラストを紹介します。果たしていつ頃の年代か、場所はどこか(まあブダかペストとは思いますが)。正確にはわかりませんが(銘盤には書いてあったのかもしれませんが、読みませんでした)、なにか活気のようなものを感じさせてくれます。
ヨーロッパの中世というと、私は戦いと疫病の暗いイメージを思い浮かべます。特にハンガリーの厳しい歴史を調べた後は、なおさらです。でも実際は、そこで人々が生活し、子供を育て、生きる喜びを家族で分かち合っていたはずです。そんな想いを呼び覚ます、ホッとさせてくれる展示でした。








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