ホステル泊
宿は、ほとんどがGoogle Mapで探します。Map上で良さそうな宿を見つけると(私にとっての「良さそう」な基準は価格、ロケーション、評価を総合的に判断して、ということになります)、そこからメジャーな予約サイトに移り(多くの場合は最も安い価格を提示しているサイトです)、そこで予約します。今回の旅では日程が長く、宿も多岐にわたります。そのため管理の容易さを考えて、Booking.comでの予約を基本としました。
ジャスパーは有名な観光地、宿も多くあると思っていました。上記したようにGoogle Mapで探したのですが、そもそも絶対数が多くありません。さらに、良さそうと思った宿の多くが営業停止中と表示されています(その理由は後で判明します)。宿泊可能な宿はかなりお高く、またジャスパーの中心から離れているものが殆どでした。車がなければちょっと無理、そんな中で見つけたのがJasper Downtown Hostelです。
Hostelと表示されているとおり、いわゆるホステルです。私の理解するホステルは、相部屋(通常は二段ベッドが複数台)、トイレとシャワーは共用(バスタブ付きは普通ありません)、自炊用の共用キッチン完備といったところでしょうか。Jasper Downtown Hostelはまさにそのとおりの宿でした。
この歳になって相部屋は避けたいところでしたが、価格の安さとロケーションの良さから踏み切りました。価格は一泊がおおよそ100カナダドル、日本円で10,000円強です。相部屋でこの価格、日本の感覚では高いなあと思いますがこちらではそんなもの、他の宿はこの3~4倍でした。


ホステルのベッド
部屋は二段ベッドが四台で八人収容です。チェックイン当日、比較的早めに到着したため、下の段のベッドを選ぶことができました。さて、部屋の快適性は同居人に大きく依存します。その点、私は幸運であったと思います。残りの七人が実は香港からの三世代にわたる同一家族であったからです。なかなかいい雰囲気で過ごすことができました。

相部屋で気を付ける点は貴重品の管理です。同室の人々が信頼できそうな人々であったとしても気は抜けません。私は一人、席を外した際に荷物を見ていてくれる人はいません。廊下にロッカーがあり、そこには南京錠が取り付けられるようになっていました。もちろん私は南京錠など持っていません。そこで受付にお願いしたら貸してくれました。毎回鍵を開け閉めして貴重品の出し入れを行うのは正直面倒でしたが、まあ仕方ありません。慣れからくる油断に抗いながら、ロッカーの利用を続けました。

自炊の設備が充実
この手のホステルの特徴の一つに自炊施設の存在があります。もちろん、Jasper Downtown Hostelにも自炊施設は付いていました。あまりホステル宿泊の経験があるわけではないのですが、施設は充実していたと思います。冷蔵庫の容量は大きく、調理器具、食器も十分に置いてありました。

折角の設備です。利用させてもらいました。実際、一人ではレストランに行く気がしないので、私にとっては渡りに船の状況でした。食材はGoogle Mapで見つけた近くの評判のいいスーパーマーケットで調達します。Jasper滞在中の食事の回数から買いすぎないように注意しました。

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