世界一周 #4 – 空港から市中心部へ 2025/6/16

ravel RTW skytrain in operation 世界一周
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スカイトレインで市中心部へ

長~い一日、6月16日はまだまだ続きます。成田空港出発が6月16日の17時25分なのですが、バンクーバー到着は時差の関係で同日の10時過ぎです。バンクーバーはRTW航空券の途中降機地です。私はここを起点にカナディアンロッキーの中心地ジャスパー(Jasper)に向かいます。バンクーバー・ジャスパー間はVIA Rail Canada(カナダの国鉄です)運行の列車での移動を選びました。本16日、15時にバンクーバー中心部のPacific Central Stationから発車します。

バンクーバー国際空港から市中心部には各種の行き方があるようですが、利便性とコスパが最も高い方法はスカイトレイン(SkyTrain)でしょう。事前にwebで調べた結果です。私もスカイトレインを利用することにしました。フツーに空港出口を目指し、その後はSkyTrainを示す掲示を追い、特段の問題なく空港駅に行くことができました。空港出口から5分といったところでしょうか。

スカイトレインの空港駅。掲示されている表示を追えば迷うことなく着くことができました。
travel RTW skytrain vancover airport station

スカイトレインの路線はそれほど複雑ではありません。Canada Line、Expo Line、Millennium Lineの三路線が運行されています。空港にはCanada Lineが乗り入れており、始発駅となっているので迷うことはないでしょう。他の路線は乗り入れていません。終着駅はWaterfront、いかにもバンクーバーの中心地といった場所です。

タッチ決済でOK

乗車券ですが、結局買うことはありませんでした。バンクーバーの公共交通システムはなかなかの優れモノで、なんと改札口でのクレジットカードのタッチ決済が可能だったのです。料金制度は欧米諸国で標準的なソーン制です。これは同一ゾーン内同一料金、ゾーンを跨いで他のゾーンに行くと料金が加算されるというシステムです。自分の出発駅と到着駅がどのゾーンに属しているのか、これがわかっていないと料金の見積もりができず、切符を買うのに難儀します。

タッチ決済ではこの悩みが発生しません。入口と出口の改札でタッチするだけ、料金の計算は自動でなされ、その額がクレジットカードから引き落とされます。日本でいうところの交通系プリペイドカード、SUICAやICOCAと同じ使用感です。もちろん、こうしたカードに相当するプリペイドカードもあります。Compassカードと呼ばれ、まんま日本のSUICAです。

結局使うことのなかった切符販売機。もちろん現金だけでなくクレジットカードも切符の購入に使えます。

結局私はタッチ決済で

Compassカードを買うか否かは迷うところです。Compassカードからの引き落とし額の方がクレジットカードからよりも若干安い価格設定となっています。さらに、私はシニアです。欧米ではシニア価格が設定され(一般に、欧米でのシニアは65歳以上です)、それが通常のアダルト価格よりも安い場合が多いのです。バンクーバーでもそうでした。クレジットカードはもちろんアダルト価格での引き落としです。

Compassカードはスカイトレインだけでなく、バス、シーバスも対象ですので、利用範囲は広いです。また、Compassカードでは90分以内の乗り換えが無料です。バス間でも、スカイトレインからバスでも、最初の乗車から90分以内であれば乗り換えは無料となります。もちろんゾーンを跨げばその相当分は課金されます。

とても便利なCompassカードですが、結局私は買わずにクレジットカードのタッチ決済で済ませました。それは、Compassカードは購入時にカード代金として6カナダドルが必要となること、さらにクレジットカードのタッチ決裁でも90分以内の乗り換え無料が有効であったからです。結局のところ、どの程度バンクーバーで公共交通機関に乗るかで判断が分かれるのでしょう。

スカイトレイン最後部座席から見たすれ違う車両です。空港周辺は地上を走行しますが、すぐに地下に入ります。
ravel RTW skytrain onboard

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